仮面ライダージオウ 11話 感想
今話からガイム回スタート
あれ、先週見逃したかな?みたいなスタートに始まり
前回の捻りのない話しから一転して、入り組んだ展開でしたね
とてもテンポもよく興味が持続しました
何かと過去作のレジェンドが取り沙汰されがちのジオウですが、オリジナルのキャラクターが立っていて、
今回はソウゴとツクヨミがとても良くて魅力的でした
あと、変わった演出が目につきましたね、タイムジャッカーをとりまく白ドレス、机から顔上半分をだすツクヨミ、ロケで長尺のダンス会場など力の入ったシーンが多数ありました
上堀内監督ってそんな個性的な印象なかったんですが、クジコジ堂の会話シーンみたいな地味なシーンも特別に良かったです
ソウゴが2人?みたいな展開は、ソウゴの何考えてるかわからないキャラとの相性が良かったです
おそらく時間移動を使ったもので、ジオウならではではありますが、コレ上手くやらないとグチャグチャなりますから、来週不安であり期待しています
あと、劇場版の予告流れましたけど、全然ワクワクしないんですけど〜
21ジャンプストリート 感想
オトナ向け100%
オススメ度:超面白いから絶対見て
フィルロード&クリスミラーを知ってる人も知らない人も一度は見るべき映画です
不謹慎ギリギリな悪ふざけとバカなノリで進行しつつ、実は伏線しっかりの緻密な作品
バカには作れないバカ映画!最高!
登場人物のキャラクターを端役にいたるまで細かく設定しているので、ギャップが際立ったり
真理描写が細かいので、画面上バカに振り切ってもテーマは外さない
非常にバランスのとれた作品です
※以下ネタバレあり!!
まず、ビックリするのはジョニーデップの登場だと思います
この映画はTV番組のリメイクでオリジナルはジョニーデップ主演だったことを知らないと急に感じますが
実はオリジナル役の設定の延長とも言える配役になっていて、もはや関心してしまいました
あと、ヒロインの人どっかで見たなーって思ったらキャプテンマーベルでした
とにかく最高の一本です
KUBO クボ 二本の弦の秘密 感想
オトナ向け90% キッズ向け10%
オススメ度:ライカスタジオを知らないなら見てみて
人形をコマ撮りするストップモーションアニメは、手間もお金もかかりCGの発達とともにあまり採用されない手法です
それでも、ストップモーションにこだわり世界でトップといってもいい技術で最新の映像を見せてくれます
ライカスタジオを聞いたことないなぁっていう人には最初の1本としてオススメな作品です
※以下ネタバレあり!!
とても良い作品で間違いなく感動作ですし、評価が高いのも納得の作品です
しかし、わりと会話シーンが多くテンポはよくない印象で活劇シーンの合間で子どもが飽きちゃう展開が多いです
セリフが多いのに説明不足な設定もあり、日本のアニメにありがちなストーリーはわかりやすいのに設定だけ難解状態になります
擬似家族を形成しておいて、実は本当の家族というのも意外性もなく、敵の目的も飲み込みづらいうえ、なんかわからない主義主張をしながら攻撃してくるラストバトルも既視感ありありです
日本の作品を取り入れてくれているのかもしれませんが、
なんかよくわからない力でバーンみたいな展開が多いのも日本作品によくある上あまり好きじゃないです
あと、主人公のキャラデザに関して、細目はいいけど鼻筋は通ってなくて団子鼻でもよかったな
なんかキリリとしすぎでkwaiiが足りないです
パーティで女の子に話しかけるには 感想
オトナ向け50% ティーンズ向け50%
オススメ度:1度は見るべき
タイトルがさえないので油断していた作品です
ヘンテコな映画なんですが、予備知識なしで見たほうが面白いし、奇抜な衣装デザインや設定のよくわからなさが心地いい作品です
さえない男子がパーティで可愛い女の子に声をかけるのかな〜なんて気持ちでいると、何コレ!って感じでどんどん引き込まれてしまいます
※以下ネタバレあり
衣装デザインのセンスがバツグンで物語の説得力を出しているのと、イギリスのいい感じに汚い街並みがまた対比となって、恋物語を演出する舞台として見事です
ストーリーはかなりトリッキーにみえて、普遍的なボーイミーツガールであり、ロミオとジュリエットであり、異文化ギャップものでもあり、恋を通して男女が成長する話しでありと実は王道です
しかも最終的には、かぐや姫のような古典的なおとぎ話になります
なのに変わったものを見せられた感じになるのは、ヒロインの家族の独特な文化と、劇中のキーとなるパンクという概念が明確にされないまま進むからだと思います
その言語化されない何かと恋愛が上手くマッチングしてとても上品に仕上がってます
イコライザー2 感想
オトナ向け100%
オススメ度:まず1作目を見て
地味ながら人気シリーズ、世界の危機とかじゃなく、ごくごく身近な人を救う凄腕の元CIAの非合法員ロバートマッコールの魅力に乗れるかどうかが評価の分かれ道です
1作目で十分その魅力はでていて面白いので見てからがオススメですが、2作目から見ても問題ないつくりにはなっています
1作目の方が完成度は高く、2作目の方がテンポがいいです
それでも、ミッションインポッシブルみたいなアクションのつるべ打ちを期待すると、テンポ遅ーい!ってなるとは思います
この映画はアクション映画というよりは、時代劇とホラー映画を混ぜた感じの印象です
ロバートマッコールは読書が好き、紳士的、几帳面で時間に正確、細かいことによく気づきます
悪人に対して会話して改心の機会を与え、相手がそれを拒めば容赦しない男です
そして人の良心を信じているようで、全く信用していないヤバイ人という強烈なキャラです
彼のルールに従っているだけで、法律的には完全アウト、なんかもう闇を抱えた感じのダークヒーローです
好みはあると思いますが、とても個性的で面白いです
※以下ネタバレあり!!
イヤな予感の描写がとてもよかったです、帰宅後の食卓、エレベーター、隠れんぼからのホッと一息
悪いことが起きる前のストロークが長くイヤーな緊迫感が満載です
アクションシーンが増えたとはいえ控えめでタメがきいていていい感じです
よりロバートマッコールのヤバイ奴度は高まりましたね
敵が1人ずつ殺されいくのはもはやホラー映画でしたね
残念なポイントは
悪人の正体を観客に早めにバラし過ぎな気がしました、サスペンス要素はいらないよってことだと思うんですが、むしろ中盤までわかりづらい展開にしてしまった感があります
あと好みなんですが、もう少し悪人側がロバートに舐めた態度をとって欲しかったです
個人的には、舐めタイムを長めでお仕置きスパッとをオーダーしたいです
ブリグズビーベア 感想
オトナ向け100%
オススメ度:好き嫌いがわかれるけど見て
まあ、不思議な話しで変な映画
あらすじは冒頭の映画.comのリンクを読んでください
この映画の魅力は主人公が夢中になるブリグズビーベアという劇中作品にあります
この劇中作品がとても魅力的であり、求心力でもあるのですが、この劇中の番組に魅力を感じない人は全くノレない作品なんです
私はブリグズビーベアを単品で見たいと思うくらいどハマりしました。
可愛いい世界観、冒険、とってつけた教訓、等々スゴくいいんです
※以下ネタバレあり!!
劇中番組ブリグズビーベアのあえてのチープな魅力は、今年の大ヒット邦画「カメラを止めるな」の前半部分と重なります
作中と作外のメリハリで現実味を強調する構造です
ブリグズビーベアに没頭する主人公と彼に協力する刑事や新しい友人達のドラマが引き立ち、やさしく見守る感じで楽しめる映画です
罪人にあまい部分を指摘する人多いだろうなぁと思う部分と
主人公がブリグズビーベアを卒業してしまうのは、物語としては正解なんですが、ブリグズビーベアの魅力にヤラレテしまった身としては寂しい限りです