映画 若女将は小学生 感想

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オススメ度:見た目を気にせず見るべき


小学生女子向けの漫画を原作としたアニメ映画です

オトナや男子はノーマークな人が多いと思いますが、この作品は名作です


作品のトーンは明るいまま、物凄く悲しい話しを展開する絶妙なバランス

大仰な泣かし演出なしの序盤から泣けてしまいます

登場人物も配置が絶妙で、キャラクターも作品のトーンが暗くなりずぎないようにしつつ、ガッツリ心をエグってきます


※以下、ネタバレ


原作ありだからしかたないんですけど、幽霊2人と鬼と死んだ両親の幻影とファンタジック部門のジャンルが多めだなと感じましたが

観客の子どもが飽きないよう次々とキャラ出しして興味の持続となっていました


冒頭から悲しみを抱えながらも、明るいトーンで湿っぽくならないようにしつつ、後半でそりゃ反則だよという展開で泣かせ演出全開となります(前半から泣いてましたけど)


主人公の物語としては完璧

ただ幽霊や鬼に関してはもう少し掘り下げるか思いきり省略があっても良かったかなと思います