ロング・キス・グッドナイト 感想
オトナ向け90% キッズ向け10%
オススメ度:テレビの午後のロードショーとかでやってたら見て
最近は監督として、アイアンマン3、ナイスガイズ、ザ・プレデターなんかを手掛けているシェーンブラックですが、ひと昔前は脚本家として有名な人でした
その脚本料がいくところまでいって当時の最高額までいったのが今作です
90年代までのハリウッドのアクション映画は莫大な製作費を投じて作られましたが、この作品のあたりではその人気に陰りがでた頃で、大コケして相当な赤字がでています
いろいろと古臭い部分はありますが、デコボココンビのバディ感や普通死ぬだろうというタフさ、銃撃戦の最中でもベラベラ軽口を叩きあい、殺した相手にジョークっぽい捨てゼリフなど
今見たら笑っちゃうお約束的にな様式美満載です
※以下ネタバレあり!!
田舎街で平和に暮らしている女教師の悩みは数年前の記憶がないこと、
そこで昔の自分を知る人物探しを冴えない探偵に依頼して、記憶を取り戻す手掛かりを2人で見つけたら、さあ大変!自分は凄腕の殺し屋でした!
という話しです
アクションシーンはド派手で最後まで惜しみなく続くんですが、サービスが良過ぎてクライマックスはもはや過剰です
結構面白いのですが、平凡な女教師にちょっと否定的な感じがあるんですよね、監督のレニーハーリンがバリバリのアクション映画監督だからなんでしょうがね
あと余談ですが、この映画は主演女優と監督は撮影時は夫婦でお互いノリノリだったんですが、後にこれの大赤字が原因で離婚に至ります
ハリウッド版バイオハザードシリーズも主演女優と監督が夫婦のパターンなんですが、なんかB級感の雰囲気がにてますね